英語のスローガンのひとつに”Do one thing , do it best !”というものがあります。
「ひとつのことに集中して、最良の結果を残せ」という意味で、いろいろなことに
目移りしてどれもモノにならないよりは、1つのことしかできなくても、それをきちんと
成し遂げるほうが価値が高いと説いた言葉だそうです。
その昔、かつてのアメリカ人は未来のキッチンとして一台の万能調理器具が、
リクエストしたあらゆる料理を作ってくれるという姿を思い描いて生活していました。
ところが、そんな夢のような装置は現実化されず、今もメニューに応じて最適な、そして
自分の好みやセンスに合う調理器具を組み合わせて、以前と同じように料理しているのです。
結局のところ、それが十人十色の嗜好やライフスタイルに対して、現実的にはベストな
機能だったんですね!
この流れは、いろいろな世界にも表れ始めているのではないでしょうか?
中途半端な多機能性よりも、突き詰めた単機能志向の価値観が再認識されつつありますね。
多機能性こそがセールスポイントとばかりに写真機能の高画素化や、音楽再生機能をサポートしてきた携帯電話は、決して使い勝手の良いものとは言い難いのでは…。 |
だからこそ、それらに満足するライトユーザーもいる一方で多くの人は、それとは別にお気に入りのデジカメやiPodを持ち歩いて使うことを選択しています。
そのほうがシャッターチャンスを逃さず、気持ちよく音楽が聴け、操作も楽で、バッテリーも長持ちすると知ってるからなんでしょうね。 |
そういった源流を探りながら、組合員様にとって 「機能に誠実」な住まいやライフスタイルを見つける サポートがここから発信できれば…と考えています。 |